はじめに

・昆虫のマクロ撮影には、ほとんどケンコーのACクローズアップレンズNo.5を使っていたのだが、撮影距離が限定されるため、少し離れた被写体を撮るときなど、付け外しを頻繁に行う必要がある。

・しかし通常のクローズアップレンズは装着がスクリュー式のために付け外しに時間がかかり、場合によっては撮影のチャンスを逃すこともある。

・そこで、ワンタッチで付け外しの出来る、レイノックス製のDCR-150を購入した。

・カタログ数値を読むと、No.5のクローズアップレンズと同等のスペックらしい。

・ちなみに、レイノックスのマクロコンバージョンレンズのラインナップには、拡大率がより高いDCR-250もある。

DCR-150概要

 

      

 詳細(メーカーサイト)→ http://www.raynox.co.jp/japanese/dcr/dcr-150/indexdcr150jp.htm

2群3枚のレンズ本体と、それを取り付けるフリーサイズアダプターのセットとなっており、固定方法はレンズキャップと同じような方式で、フィルターサイズ52〜67ミリに対応する。

・思ったよりも確実に固定でき、少々のことでは外れてしまう恐れは無さそうだ。

・レンズ部の先端には49ミリ径のネジが切ってあり、フィルター類を装着可能。

・口径が小さいので、広角時には周囲がケラれてしまうのが問題。

 

C-770UZに取り付けるとこんな感じ

(あまりかっこよくない…)

 

DCR-150の先端にNo.5クローズアップレンズ

 

撮影サンプル

共通データ

 ・ボディ:オリンパスC-770UZ

 ・露出優先モード(f8.0、1/2秒)

 ・マクロモード有効

 ・フラッシュ非発光

 ・焦点距離:テレ端63ミリ(380ミリ相当)

 ・被写体はオニヤンマの実物大フィギュア

 ・画像はすべてノートリミングでリサイズ

 

 

ケンコーACクローズアップレンズNo.5

被写体までの距離:約18cm

 

レイノックスDCR-150

被写体までの距離:約18cm

 

ケンコーACクローズアップレンズNo.5+レイノックスDCR-150

被写体までの距離:約9cm

 

 

 

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